ユーロドルは長期ダウントレンドの節目に到達!上へブレイクできるか注視!

歴史的転換点を迎えそうなユーロドル

去年末からお伝えしていますが
基本的にドルストレートは長期ドル安トレンドを形成している認識は崩れていません。
※去年末のドルストレートの記事はこちら
ドルストレートはドル安方向へ、来年から本格化しそうなドル安相場。

しかし、トレーダーである以上、客観的にチャートを見なければいけません。

長期の足で全体を広く見てみると
ユーロドル相場に無視できない可能性が見えてきます。

ユーロドル 週足 2007~2018

週足で10年スパンのチャートを見てみると
ユーロドル相場に大きな転機が訪れているのがわかります。

リーマンショック前に付けた歴史的高値から
超長期のダウントレンドラインの上値抵抗線にいることが見て取れます。

サイクル的に見ても、このラインで一旦反発し
短期ドル高トレンドが形成されそうな感じですが
相場の環境が変わるときというのは
そんな予想などおかまいなしに、あっさりと上へブレイクし
相場参加者を驚かせるような力強いトレンドが発生したりします。

繰り返しになりますが、去年からお伝えしている通り
私は、ドルストレートはダウ理論の先行期をへて
長期上昇ドル安トレンドに入っているとの認識は崩れていません。
※ダウ理論の記事はこちらをどうぞ
ダウ理論をトレードで生かす 市場の原理原則

しかしこういった無視できない節目があると
相場の大局を訂正しなければいけない可能性がでてきます。

上へブレイクすれば、文句なしに長期ドル安トレンド入り確定ですが
反発し、2014~2016年に作ったレンジ相場のステージに
レートが戻ってきてしまった場合
素直に自分の見立てが間違っていたと認め
超長期のダウントレンドラインを意識しながら
再度相場の方向性を探らなければいけません。

ドル高の買い圧力で反落するのか
ユーロ安の売り圧力で反落するのか

現状はわかりませんが、何かしらの要因で
2014~2016年のレンジ相場のステージに
レートが戻ってくることも十分に考えられます。

相場の方向性は、固執した考えを持たず
客観的に相場を見れるようになれれば
それだけでトレーダーとしてかなり優位に立つことができます。

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