やはり意識された105.40付近の節目サポート
ドル円は先週からの下落トレンドで
買いポジションを含み損で耐えている、という方も多いと思います。
先週のドル円の記事でも書きましたが
※ドル円はレンジブレイクし下げトレンド確定!下げどまりのポイントを考察
教科書通りの節目105.40付近で結局レートは一旦反発しました。
私の想定では104円前半くらいまでは下がってきてもおかしくないと書きましたが
あくまでも想定なので105.40付近で反発しそうなチャートが形成されたため
一応短期上昇狙いの買いを入れています。
短期下落トレンドも上へブレイクしたため
ひとまず先週からの下げトレンドは一旦終わったとみて良さそうです。
新たな下げトレンドを再度形成し、下落していく可能性も十分ありますが
ひとまずは相場の流れに逆らわず、戻り売りのポイントを探っていきたいと思います。
教科書通りに想定すると
以前のサポート帯であったAの108.50付近はブレイクしてしまったため
現在はかなり強力なレジスタンス帯になることが想定されます。
また、Aの戻り売りポイントは
恐らくかなりの参加者が売り仕掛けしてくるポイントだと思われますので
A付近までレートが戻った場合、チャートの形を注視して
売るタイミングを探るほうがいいと思います。
そしてBのポイントですが
少し前のドル円の記事でも書きましたが
ヘッドアンドショルダーのネックラインのレジスタンスなので
もしこのあたりまでレートが戻ってきた場合もかなりの売りポイントになります。
しかし個人的には
今年はもうBのポイントまではレートは戻らないのでは?
と思っています。
110円前半くらいまでならテクニカル的にも戻しそうですが
Bより上の111円以上のレートになると
現在のテクニカルだとかなり厳しい見方しかできません。
長期ダウントレンドラインがあり
ヘッドアンドショルダーまで発生し
去年の107.30付近の安値も割れてしまいました。
もし、105円を割れて日足終値が104円台を付けてしまったら
ドル円の価格滞在ステージが変わった可能性がかなり高くなります。
そうなると110円はおろか108円前半に戻すのもかなり困難になってきます。
買い持ちをしている人は、自分の損切ルールを守り
相場が下落してきたら迷わず損切することをオススメします。
2017年のドル円相場はレンジ相場でした。
いつまでもレンジ相場でいるわけがなく、いつかトレンドがでます。
人々が忘れたころに強烈なトレンドはでますので
資金管理だけは徹底していきましょう。
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