このブログは、私のメイントレード市場である為替
及びFX市場をテーマに書いています。
しかし、投資やトレードをしている以上
全てのマーケットに影響を与える米国株市場は
見ておかなければいけません。
最初はFX市場のトレードでいっぱいいっぱいだ
という人もいるとは思いますが
慣れてきたら米国株主要3指数
- NYダウ
- S&P500
- ナスダック
のチャートも見ることをオススメします。
上記3指数はムリにトレードする必要はないです。
FXをやっているならFXトレードに集中し
米国株指数のチャートは日足などで、大きな流れを見る程度でいいと思います。
繰り返しになりますが、このブログはFXブログになります。
米国株指数のトレードは、本来記事にするつもりはなかったのですが
下落幅が過去最大ということもあり
恐らく今後起こるであろう、本物の暴落が来たとき
少しでも参考になればと思い記事にすることにしました。
暴落の中でのトレード
暴落はいつ来てもおかしくないと思っていました。
しかしここまでの暴落になるとは・・・
という感じです。
一般的に下落のスピードは上昇の数倍のスピード
と言われていますが、正にその通りですね。
いつの時代も値動きは人々の想像をはるかに超えてきます。
※最近でいうと
2016年のイギリスEU離脱国民投票の日
2015年のスイスフランショックなどがいい例ですね。
さて、肝心のトレード内容ですが
暴落が開始する前日2月1日
ツイッターで米国株が危ないよー的な内容をつぶやいたのですが
正にそのときNYダウとナスダックのショートを入れました。
ショートを入れた根拠についてはこちらの記事をご覧ください。
※投資家とトレーダーは警戒せよ!米国株インデックスのチャートの形が危ない!
米国株市場は私のメイン市場ではないので、滅多にポジションはとりませんが
今回はかなり雲行きが怪しいチャートだったので
相場の空気を読むため、試し売りのポジションを数個入れました。
結果的に利益になり、5日に決済し
試し売りで得たあぶく銭だったので、当日ドテン買いして放置しました。
海外FX業者XMのCFD口座でやっていたので
ゼロカットシステムを使い、特に損切をいれることもなく安心して就寝していました。
海外FX業者の特徴であるゼロカットシステム。
追証が発生しないシステムのため
不意な窓開けなどで口座残高がマイナスになっても
リセットさせてゼロになり余計な借金を負わない。
海外FX業者のメリットのひとつです。
朝起きてビックリでした。
※私なんかよりシャレにならないくらいビックリした人のほうが多いでしょうが・・・
結果的にロスカットになり
試し売りで得たあぶく銭がすべて吹っ飛びました。
さすがに一夜で吹っ飛ぶとは思っていなかったので
少しボーゼンとしましたが
冷静になると、かなりのチャンス相場の可能性が高いと思い
メインのFX口座から資金を少し移動し
NYダウのチャートをかなり集中してトレードしました。
※海外FX業者のXMでは一人につき最大8口座まで保有できます。
複数口座間の資金移動は即時反映される仕様です。
以下が、今回の暴落の一連のトレード内容です。
少しでも参考になれば幸いです。
MT5ではエントリーポイントとエグジットポイントが矢印で表示されますが
わかりにくいと思うので拡大画像を作りました。
NYダウのチャートに異変を感じAのポイントで試し売りを入れました。
その後、思ったより早く下落したのでBのポイントで決済。
しばらくして反発狙いで買いを入れました。
試し売りで思いがけない利益を得たので、それを担保に買いを入れました。
起きてビックリ、しばらくしてロスカットですね。
その後、冷静になり日足などで全体を見てみると
チャンス相場の可能性が高いと思い
Cのポイントで5分足などの短期足で小さな上昇トレンドを追いかけ
キチンと損切設定をしながら買い玉を仕込みました。
上昇しながら増し玉をしつつ損切にあいつつ
Dのポイントですべて利食いました。
Dのポイントで決済した理由は
この暴落の始まりとなったBのポイントの安値は市場に意識されやすく
そこにレジスタンスの抵抗帯が生まれやすいためです。
結果的に跳ね返りましたが
いずれはこのレジスタンスは上抜けていくと思います。
詳細なエントリーポイントは履歴を公開しますので
ご自身でチャートと照らし合わせてみてください。
us30cashは注文ミスのため気付いてすぐ決済しました。
- us30-mar18:NYダウ30-3月18日限(先物インデックス)
- us100-mar18:ナスダック100-3月18日限(先物インデックス)
また、なぜ今回の暴落で買いで立ち向かったかというと
直前までNYダウは一貫して上昇を続けていました。
こういった押し目待ちに押し目無しの強いトレンドの場合
一回目の急落では、相場はまだ買いのバイアスが強い環境なので
全戻しに近いリバウンドが起こりやすいため、買いで立ち向かいました。
注意しなければいけないのは
毎回リバウンドするわけではない
ということです。
恐らく、今年は似たような急落が何回か起きると思います。
1回目はリバウンドし
2回目もリバウンドし
3回目もリバウンド・・・・しなかった!
そして大衆の想定外のリーマンショックが起きた過去がありますので
くれぐれも相場を甘くみず、資金管理を徹底していきましょう。
今年のNYダウの展望
今回の急落で少し気になる点があるのです。
こちらをご覧ください。
NYダウ 日足
こちらは今回の暴落です。
日足ベースでみると大した下落ではないですね。
そしてこちら
〇の部分、2007年の3月くらいでしょうか。
今回の急落の形に似ていると思いませんか?
両方に共通しているのは
目立った押し目を形成せず、上昇中に急落しています。
そして2007年の急落後は、一旦高値を上抜けて
高値圏で上下にボラティリティが上昇し
2008年、やがて谷底へと落ちて行っています。
今回も似たような値動きをするのかどうかはわかりませんが
歴史的には相場の高値圏では上下にボラティリティが上昇し
その後、暴落が起きているケースが何度もあります。
2018年現在、米国株は歴史的な高値を付けています。
もし今年米国株が上下にボラティリティが拡大するような相場環境になったら
本当に警戒した方がいいと思います。
想定外を想定内にし
大衆がビックリしているときに自分だけ冷静でいられれば
それはトレードにおいて、物凄い優位性を持っているのです。
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