8月も終盤に入ってきて、徐々に参加者が相場に戻ってくるころになってきました。
そろそろドル円相場も動き出していきそうです。
現状のドル円チャートを振り返り、今後の可能性を考えていきたいと思います。
現状のドル円の相場環境
ドル円 日足 ※チャート画像は全てクリックでアップになります。
7月に長期ダウントレンドラインをついに上抜けたと思いきや失速。
抜けたラインまでレートは戻ってきて現在抵抗されている状態です。
ただ、抜けたラインまでレートが戻ってくることはよくあることです。
よくあるどころか教科書通りのチャートの値動きです。
現在のライン際の抵抗から一気に上昇していくパターン
十分考えられますし、ドル円を買い狙いでいる人は今は絶好の買いポイントです。
むしろこういう局面で買いを入れられない人はトレードで利益を上げていくのは難しいと思います。
青のライン割れで損切を入れればいいだけですしね。
ただこれはあくまでも買い目線の人です。
売り目線の人がムリして買いを入れるのは、それこそトレードで利益を上げていくのは難しいことをやっています。
何が言いたいのかというと
自分が想定した方向でリスクをとれる局面が来たら、迷わず仕掛けられる行動力がないとトレードで利益を上げ続けるのは難しいですよ、ということです。
ブレイク後のドル円時間足のライン
各所にラインが引けるのが分かると思います。
引け過ぎるゆえに為替相場は難しいと言われるのですね。
時間足でラインブレイクしているのに明確なトレンドがでない状況も最近の相場環境の難しさが分かると思います。
また、最近はNYダウをメインでトレードしていた私ですが、久しぶりにドル円でトレードしたのでご紹介していきます。
トレードをした理由としては
- 日足レベルの長期ラインを上抜けして以降、買い目線
- 更に時間足で上方へブレイクしたのでトレンド発生期待で買い
以上の2点になります。
買いをしたポイントは現在の日足レベルのチャートと同じような、ラインをブレイクした後に抜けたラインまでレートが戻ってくる教科書的なチャート展開だったので、ライン際で1分足チャートの高値更新を確認して買いを入れました。
エントリー参考記事
⇒テクニカル的にトレンドが発生する瞬間
その後、思惑通りにチャートが伸びていったので4分の1決済して利益を確保。
残りはストップを建値に移動してリスクをゼロに固定。
トレンド初動のポジションを仕込み終え、思惑通りにトレンドが発生したら増し玉をいれていく準備万端でした。
が・・・
お分かりの通りスーパーいってこい相場の発動で私のトレンド発生期待のポジションは狩られてしまいました・・・
海外FX業者 XM
残念でしたがしょうがないですね。
ドル円はまた方向感がでてきたらトレードしていこうと思います。
本当に買いでいいのか?雲行きが怪しいチャート展開
買いトレードをした私ですが、実は少し気になることがあったんですね。
それは、時間足レベルで引けるグレーのアップトレンドラインを下にブレイクしてしまっていたことです。
それを見て、青の長期ダウントレンドラインの上抜けはダマシに終わり110円以下にレートは落ちていくのかな~と見ていたら、青のラインで反発上昇して、更に時間足レベルのラインを上値ブレイクしたので買いトレードをしたのです。
振り返ると、私の買いトレードはグレーのラインに抵抗されてのいってこい相場になったことがわかります。
現状は2本の長期ラインに挟まれて上でも下でもどちらにでも大きく動き出す可能性があります。
長期のダウントレンドを上にブレイクした環境だからと買い目線だけに固執するのは少し危険な相場環境かと思います。
これからのドル円の行方
はっきりいって今のドル円の相場環境は相当難しいと思います。
こういう状態のときは、ラインやインジケーターなどのテクニカルな見方よりも市場のコンセンサスが変わるような出来事が起こらないと明確なトレンドは発生しません。
さて、毎年恒例のFRB議長のジャクソンホール公演が来週24日に迫ってきています。
パウエル議長の発言次第では市場のコンセンサスが変わり、ドル円にも明確なトレンドがでてくる可能性があります。
ドル円のトレードで利益を上げたいと思うのなら、ある程度のチャートの値動きは想定しておいたほうがいいと思います。
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