ドル円は超重要ダブル節目に接近
ドル円はついに今年一番ともいえる重要節目に接近してきました。
ドル円 日足 ※画像クリックでアップになります。
2015年から続く長期のダウントレンドラインと2017年の後半に形成されたヘッドアンドショルダーのネックラインが重なるダブル節目に接近中です。
個人的にはここまでドル円が今年中に戻してくるとは思いませんでした。
さすが相場ですね。
想定を鮮やかに裏切ってきます。
ただ、チャートに記してある赤〇のダブル節目は、いままでの上昇トレンドの流れでも鮮やかに突破することはかなり難しいと思います。
個人的にはドル円は長期的な下落トレンドは崩れていない認識です。
よって赤〇付近での短期のチャート形成を見て、売り仕掛けからの増し玉戦略でいくつもりです。
ただ、相場ですので鮮やかに突破することも全然あります。
もし突破して、週足終値がダウントレンドラインより上でしっかりと値が乗った場合。
完全に長期ダウントレンドラインはブレイクしたと認識して、そこからは長期的に売り目線ではなく買い目線での戦略に切り替える予定です。
その場合、ターゲットは125~130円を想定しています。
最近の相場環境と今後の相場展開
最近は相場全体がボラティリティがかなり低い環境になってきていますね。
個人的には本当にやりにくい相場です。
ただ、ボラティリティの低い相場の後は必ずボラティリティが高い相場がくるのでそのときまで待ちたいと思います。
自分でやりにくいなぁ、と思う相場環境になってきたと感じたら、やはり休むも相場の格言通り、ムリしてトレードしないほうが収支は良くなる傾向にあります。
トレードしなければ儲からないじゃないか。
と思う方もおられるかもしれませんが、ムリしてトレードしたところでプラスどころかマイナスつづきでメンタルがやられることも多々あるので、統計的にみたらやらないほうが口座に資金は残ってるケースが多いですね。
恐らく5月はもうこのボラティリティの低さでいくと思われます。
やはり6月のFOMCと米朝首脳会談の結果を受けて相場が動いていきそうです。
6月のFOMCでの利上げは既に相場に織り込まれていますので、発表と同時に安値で仕込んでおいたドル円買い玉を結果がどうであれ決済してくる連中がいます。
利上げしたのにドル円レートが下がるという、一見すると意味不明な値動きになることもありますが、そういったイベント絡みのポジション調整は1、2か月前から始まっていますので短期的な値動きに翻弄されぬようお気を付けください。
米朝首脳会談の結果がどうであれ、短期的な値動きの要因にはなると思いますが、トレンド形成を決定づける要因にはなりにくいと思っています。
ただ繰り返しになりますが、相場は何が原因でどういう値動きになるのかは誰にもわかりえないことなので、やはり資金管理の徹底しか相場で生き残るすべはないのです。
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