最近の為替相場に対して思う事、いずれ必ず来るその日に心の準備を。

近年の為替相場はどうしてしまったのだろうか

圧倒的にボラティリティが低くなってきてしまっている。

ただこの低ボラティリティはいつまでも続かない。

いつか必ず変化の日がやってくる、過去の相場がそうであったように。

あなたはその準備ができているだろうか・・・

 

経験したことが無い、低ボラティリティの為替相場

私は10年以上FX相場でトレードをしているのだが、近年のボラティリティの無さは経験したことが無いレベルだ。

過去にもボラティリティが低い年はあったが、それはあくまでも単一通貨ペアでの話。

ドル円でいえば2011年や2014年が低ボラの年だったが、その年のポンドやユーロに目を向けると適度なボラがあってトレードしがいのあるいい相場だった。

私にとってはそれが普通の相場だった。

しかし今の相場は為替相場全体が極端にボラティリティが無い。

ポンドですら笑っちゃうほどのボラの無さだ。

 

この通貨のボラが無くなってきたらこっちのボラのある通貨をやればいい

現在の市場のテーマの通貨はボラが出やすいのでその通貨をトレードする

 

自分の中で決めてきた、こういったトレードルール以外の決めごとが通用しない相場になってきている。

それほどまでに経験したことがないほどのボラティリティの無さなのだ。

 

ちなみに去年2018年のドル円は変動相場制以降、一番ボラが無い年になった。

そして2019年4月現在のドル円相場はまた新たな記録を作りそうだ。

 

こういったボラが低い相場というのはトレードの経験が浅い人は好む相場環境だと思う。

かつての自分もそうだった。

ただトレードというのは価格差を利益に変える作業なので、価格が大きく動いてくれないと大きな利益が得られないのである。

また価格が大きく動くことにより、楽に損小利大のトレードができるようになってくるので資金が増えるチャンスが多くなってくる。

1日に数円動くような昔の相場が戻ってきてほしいものだ・・・

 

いつか変化の日が来る、その時のために心の準備を

為替相場のボラティリティが低いからといって何もしていないわけではない。

もちろんメインのスイングトレードは今でも普通にしている。

ただトレード以外にしていることは、変化の日がいつ来るのかを常に気にしてトレードしている。

 

その変化の日とは低ボラティリティの相場が終わる日だ。

 

相場の環境は常に変化している。

低ボラの時代もあれば高ボラの時代もある。

現在は低ボラの時代だが、この環境がいつまでも続くわけはなく、いつか高ボラの時代になっていく。

その変化の日はいつかは誰にもわからないが、いつか必ずその日は来る。

そうやって身構えておくだけで、いざその日が来た時には自分の資金を守れるのだ。

大衆がビックリあたふたしているときに、「あぁ、ついに来たか」と自分は冷静でいられるからだ。

冷静でいられるがゆえに、市場がパニックになっているときでもトレードのチャンスを見つけることができるようになってくる。

またそういうときはボラも大きいので得られる利益も大きくなってくる。

 

昔の自分もそうだったのだが、個人トレーダーはとにかく資金管理が甘いし相場をナメてかかる習性がある。

特に近年の為替相場はボラが極端に低いので損切をしないトレードのほうがパフォーマンスははるかにいいはずだ。

そうやってたかが数年いい結果を出せたからと専業トレーダーになったり、身の丈に合わないリスクを負って資金を全て溶かす人たちが後を絶たない。

 

必ず変化の日はきます。

 

それも自分の理解を超えた相場環境が。

 

今の資金管理で大丈夫ですか?

相場に対してナメた態度でトレードしてませんか?

 

変化の日はいきなり訪れます。

その時のために自分なりに色々と想定をしておいて心の準備をしておくことが非常に大事になってきます。

 

低ボラティリティの要因

この低ボラティリティの要因はなんなのだろうか

各国の政策金利が膠着しているなどのファンダメンタルな原因ももちろんあるだろうが、それにしても動かな過ぎだと思うのだ。

私なりの主観な意見になるが少し考えて見た。

 

リピート系トレードの台頭

近年はリピート系のトレードがかなり流行っている。

リピート系自体は相場環境によっては優位性がでてくるときもあるので、ひとつの戦略としては全然いいと思うのだが、個人的には日本人のリピート系トレードの相場に与える影響はかなり大きいと思っている。

ミセスワタナベなる形容詞ができるくらい、為替相場において日本の個人トレーダーの影響力は無視できない存在になっており、そんな日本の個人トレーダーで流行っているリピート系というのは、やはり相場に影響がでてきてもおかしくないと思うのだ。

 

節目なんて関係ない
テクニカルなんて関係ない
ファンダメンタルなんて関係ない

 

ただひたすら一定間隔の値幅でポジションを取っていくのだ。

ましてやリピート系は買いのポジションのほうが圧倒的に多い。

本来ならしっかり下がらなければいけないところをリピート系の買い圧力で下げきらずにトレンドがでない。

トレンドがでない局面が多くなってきて、やがて低ボラティリティの相場になる。

 

う~ん、少し考えすぎなのだろうか

 

個人トレーダーの上達

これだけ情報が溢れている現在のインターネット社会

有益な情報もたくさんあるので個人トレーダー全体のスキルが上がっていても、なんら不思議ではないと思うのだ。

要はカモが減ったということ。

 

レートが大きく動くときは、大量の損切注文を巻き込んで動いていくケースが多い。

日本の個人トレーダーのスキルが上がっているので、そういったポイントには損切をおかない、もしくはトレードを見送る。

などのチャートを見る眼が肥えているトレーダー達が増えてきているのではないか?という推測。

 

はっきりいって確認のしようがない推測だが、それ以上に新たにカモが入ってくるのが相場なのでなんともいえないところだ。

 

個人トレーダーだけができる低ボラ対策

私は去年の今頃にボラティリティが低い為替市場を見限ってメインの市場を株価指数のNYダウに移している。

もちろんFX市場でもトレードはし続けているのだが、今のメインはCFDでのNYダウになってしまった。

 

その理由だが2018年2月の暴落からNYダウはボラティリティが高い局面が続いていたので、早い話が高ボラのマーケットに移った、ということ。

個人トレーダーだけができる低ボラ対策とは、為替市場のボラティリティがずっと低いままならボラティリティが高いマーケットに移動すればいいだけのこと。

 

これがプロになるとそうはいかない。

トレードの対象は決まっているし、個人の判断でそう簡単に移動などできないからだ。

これは個人トレーダーがプロに勝っている数少ない優位性のひとつ。

 

今の為替相場の環境がすごく心地いいと思っている人には不要な考え方だが、トレンドがでなくてイライラしている人やもっと高いボラティリティが欲しいと思っている人は為替相場以外のマーケットも視野にいれてみたらどうだろうか。

自分がトレードしやすい相場環境のマーケットだけをトレードしていく、そういうことができるようになるとトレードの収支も安定してくるようになってくる。

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