最近の為替相場は本当にボラが低いですね。
必要なレートに到達するまでムダな動きは一切しないというか、ドル円なんかはチョコチョコ動いて急にドーンと動きだしたりと、デイトレードなどの短期売買をやっている人は非常にやりにくい相場環境だと思います。
私はチャートに張り付かないで済むようにスイングをメインでやっているのでそんなに影響はないですが、昔のほうに短期売買をしていたら今の環境はかなりイライラしているんだろうなぁ、と思っています。笑
まぁなんにせよ、早く相場が活気づいてほしいところです。
ただ、こういったボラが低い相場環境はなにかの拍子で急激に動いたりしますので、十分気をつけてトレードしていきましょう。
ドル円はまたもや長期のライン際へ
ドル円はまたもや長期のダウントレンドライン際へ近づいてきました。
さすがにそろそろ上方向へのブレイクアウトを警戒しても良さそうです。
ラインというのは何度も跳ね返されるポイントではあるのですが、同時に何度も突破トライをしていると、いつか抜けるポイントでもあります。
何度も跳ね返されているから今回も跳ね返るだろう
あなたがそう思うということは大衆がそう思っている可能性が高く、そして相場の値動きは大衆とは逆の方向へいく可能性が高いというのを忘れてはいけません。
だから上方向へブレイクしますよ
ということではなく、上へブレイクしても下へ反発しても、その値動きに対応して利益に変えるトレードルールや技術を持っていれば、どっちに動こうが利益にできるのです。
ひとまずドル円はこのライン際の攻防がかなり重要になってきます。
ライン上付近のレートには損切注文がかなり溜まっていると思いますので、ブレイクした際に想定外にレートが上昇する可能性も考慮しておいたほうがいいですね。
ユーロドルは長期の抵抗帯で反発もみ合い
ユーロドルは相も変わらず、長期の抵抗帯で反発もみ合いを続けております。
2015~2017に形成された長期のレンジ上限の抵抗帯です。
2年間という長期で形成された抵抗帯なので、さすがに下方向への突破は容易ではなさそうです。
ただ、時間足チャートでは今年初めから続いていた下落トレンドが反発し、トレンド転換、もしくはレンジ入りする可能性が高くなってきました。
200SMAを表示しています。
主に株価チャートで重宝される200日線ですが、為替のFXでも長期のトレンドを見極めるときには便利な指標のひとつです。
その200SMAをローソク足が下から上へ突き上げて、なおかつ青のレジスタンスラインも上へ突破しました。
現状は勢いが失速し、ライン付近まで戻ってきていますが、ひとまず今年初めからの下落トレンドの勢いは無くなっているのは間違いありません。
このままトレンド転換するのかは誰にもわかりませんが、私のようなスイングメインの人はこういうポイントは買っていかなければいけないポイントでもあります。
間違ったらライン下抜けで損切すればいいだけですしね。
もしトレンドが転換してくれた場合
- 損切:100pips前後
- 利食い:3~500pips前後
典型的な損小利大のトレードができあがります。
短期売買で損小利大を狙おうとすると損切貧乏になる可能性が高いですが、こういった中期的な時間足のトレードでは損小利大がうまく機能しやすいです。
⇒トレードの王道、損小利大で勝てないのは手法のせいではない。
短期売買で勝てないと悩んでいる人は一度、時間足トレードなどの中期的なトレードをしてみてはいかがでしょうか。
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