節目を割れたドル円はどこへ行く!?
ドル円はついに重要節目である105円を日足終値で割れてしまいました。
前回の記事
ドル円はトレンド終了で膠着状態、動き出すのはFOMC後か!?
でもお伝えした通り、これでドル円は107円より上で推移するのは
相当難しい展開になりました。
今後は105円前半のレートが強力なレジスタンスゾーンとなって
ドル円の上昇圧力を抑え込むことが想定されます。
グレーの105円前半の長期重要節目を割れてきたのですが
年初から続く青のダウントレンドラインが、いまだにサポートとして機能している状態です。
ただ、グレーのラインのほうが2013年より機能している重要節目なので
それを抜けてしまった以上、青のダウントレンドラインの上抜けはダマシに終わってしまう可能性が高く、恐らくレートは再び青のダウントレンドラインを下へブレイクし下落の流れに戻っていく可能性が高そうです。
ちなみに前回までにご紹介した、ドル円の短期上昇トレンド狙いの買いポジションは決済しています。
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※画像クリックでアップになります。
夜中3時のFOMCまで保有しているつもりでしたが
FOMCに向けて徐々に上がっていく様子も見られず
また睡魔に勝てず途中で利食ってしまいました・・・
FOMC直前で一旦上へ跳ねる場面がありそうだったので、そこで利食う予定でしたが
結果的にその後ダウントレンドになったので良かったと思います。
成功確率が高いトレード
また、105円割れからの戻しで短期売りトレードをしたのでご紹介しておきます。
こういった重要節目を抜けた後、レートが抜けた節目に戻していくパターンは
一回目は反発が起きる可能性が高いです。
今回は重要なサポートを抜けてしまったため
そのサポートがレジスタンスに変わり、戻してきたレートがそのレジスタンスを意識して一旦反発した形になります。
そしてその反発を確認後、緑●で売りエントリーしてます。
普段はスイングメインの私ですが
今回はデイトレードの短期売買だったので、欲張らず下落してすぐ決済しています。
こういった節目を抜けたあとの戻しのトレードは
上級者なら誰しも知っている、かなり成功確率が高いトレードになります。
初心者や勝てない人は覚えておいたほうがいいパターンですね。
今後のドル円
今までは105~106円をバックに
節目反発狙いの短期ドル買いポジションを持っていましたが
ドル円は重要節目である105円を日足終値で明確に割れてしまったため
もう短期ドル買いポジションは持ちません。
次に買いトレードをするとしたら
チャートの動き次第になりますが100円付近の節目ですね。
現状ドル円は100円付近まで目立った節目がないので
100円までスルスルと下落していってもなんら不思議ではないです。
市場のコンセンサスもドル売りが浸透してきており
かなりのファンダメンタルな変化が無い限り
ドル円が上昇していくのは難しいと思います。
国内個人トレーダーは現状ドル円の買いポジションを膨らませており
歴史的に見ても、国内トレーダーの思惑とは逆に動くのがドル円相場です。
未来はどうなるのか誰にもわかりませんが
国内個人トレーダーはそろそろ決断を迫られるときに来ていると思います。
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