先週からの大幅下落のドル円でしたが、約3円調整したところで短期下落トレンドは終了しました。
ドル円 1時間足 ※画像は全てクリックでアップになります。
ヘッドアンドショルダー形成後、青のダウントレンドラインの流れを意識してレートは下がっていきました。
買いを狙っていた人は、下落トレンドをブレイクしたポイントが教科書通りの買いポイントになります。
ブレイクしたポイントを見逃してしまった、あるいはブレイクで入るのは得意じゃない。
という人は、しっかりと押しがでるポイントまで待ちましょう。
上のチャート画像でいうと緑〇のポイントになります。
ダウントレンドラインをブレイク後、二つめの抵抗線のグレーのラインを突破しました。
グレーライン突破後にレートが戻し、グレーライン付近で下ヒゲが発生し反発しかけています。
買いで構えていた人は、最低でもこの緑〇のポイントでは買わないとトレードで利益を上げていくことは難しいと思います。
参考記事
⇒テクニカル的にトレンドが発生する瞬間
なぜなら教科書的なチャートパターンだからです。
前回の記事でもお伝えしていますが、かなりの高確率で利益になるトレードですので是非覚えておいてください。
ちなみに私は売りで構えていたので緑〇ではトレードしていません。
その少し下の黒〇で短期的な買いトレードをしました。
そんなに大きな枚数ではないですが、すでに利食いをしております。
ここで買いを入れた根拠ですが、2017年のレンジ下限に接触したからです。
ちなみに私はこういったオーバーシュートの短期的な逆張りは得意です。
関連記事
⇒トレーダーの利益の源泉・相場にあるエネルギーの種類と取り方
しかし短期的なブレイクアウトからの順張りの戦術はなぜか非常に苦手です。
自分の得意不得意を認識してトレードルールを作っていくのも、相場と対峙するひとつの方法だと思います。
最後に
およそ1週間ちょっとで3円下げたこの下落の流れの中で、国内個人トレーダーはやられた人は多かったんじゃないでしょうか。
相場のセオリーで行くと下落は上昇よりもスピードが早いと言われるのですが、それはあくまでもそれまでに積み重なってきた買いポジションの積み木があればこそです。
3月末から4時間足ベースのゆったりした上昇を約2か月見せてきたドル円ですが、大した調整下落もなかったため、かなりの積み重なった買いポジションがあることは容易に想像がつきます。
そういったときは要人発言や突発的なニュース、さらには急にアルゴリズムが暴走し始めたりと、積まれた買いポジションが一気に崩されたりするので下落のスピードが早いと言われるのです。
何が言いたいのかというと
積まれたポジションが少なければ下落のスピードも大したことはない
ということです。
相場への経験値が貯まってきて、チャートの裏側に潜む相場環境というのも意識してトレードできるようになると、またひとつトレーダーとしてレベルアップしてきた、ということなのです。
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