8月のリスクオフ相場が過ぎ、9月に入ると一変してリスクオンの相場になり全体的に上昇しています。
理解できない上昇でも相場があがるのならついていくしかない。
しかし準備をしていた人はこの上昇を想定していた人も多くいると思います。
私も底値付近でダウのスイングロングを仕込めましたが、上昇を想定していた根拠やこれからの展開を想定していきたいと思います。
米債2-10年物の逆イールドのあとは一旦株式相場は上昇する確率が高い
8月のリスクオフ相場の中に起きた米国債2-10年物の利回りの逆イールド。
起きた瞬間は相場全体が悲観的になり下がりました。
下がったところは節目に近いポイントであったのと、米債2-10年逆イールド発生の後は一旦株式相場は上昇する可能性が高いことが過去の相場が証明してくれていますので、テクニカルとファンダメンタルが合わさったポイントということで迷うことなくロングポジションを取りました。
NYダウ 日足 ※チャート画像は全てクリックでアップになります。
200SMAでローソク足が跳ね返され節目が確定。
更に逆イールドで相場が下がったところを買いました。
その後、再度下がってきたので損切になるかもなぁと思っていたのですが、日足下ヒゲがでたのでダウ理論の先行期である可能性が高いと思いそのままホールドしていたら相場が上昇してくれました。
ひとつのフィルターだけでなく、個人的に判断できたのは
- 200SMAでの反発確認
- 逆イールド発生後は一旦は上昇する確率が高い
- ダウ理論における先行期が確認できた
このような3つもの買い要因が発生したので比較的安心してロングをホールドしていました。
今現在はダウ理論における追随期の状態であり、上昇トレンドは更に伸びる可能性が高い相場環境です。
個人的な相場観では10月末か11月頭くらいに利食い期が訪れ、そこが楽観の頂点となり米株相場は弱気相場に入り下落していく可能性が高いと考えています。
アメリカの景気後退、リセッション入りは米債2-10年逆イールドから1~2年後だ、という記述をよく見かけますが、それはあくまでもリセッションという定義であり、過去の相場を振り返ると相場の暴落は1年以内には始まっています。
ゆえに今年の秋から冬の相場に大天井をつける可能性は非常に高いです。
いつも暴落、暴落と煽っていればいつか当たるのは当たり前なのですが、最近の相場環境はそんな悠長なことをいっていられないです。
着実に暴落へのトリガーが積みあがってきています。
なんの偶然か、たまたま私のこの記事を読んでくださっている方は本当に気をつけてほしいと願っています。
いつも以上に資金管理には気を配っていきましょう。
ドル円は売りポイントを模索中
米株相場が反発し、つられて日経平均も、そしてドル円、ポンド円、豪ドル円と全体的に相場が上昇してきています。
しかし上記でも述べたようにこの上昇はつかの間のリスクオンの可能性が高いと思っています。
ですのでリスク回避要因に過剰に反応するドル円をショートしたいと考えているのですが、近年のドル円はボラが非常に低いのでかなり引き付けていい売りポイントでなければショートポジションは作らない予定です。
典型的なレンジ相場ですね。
もし売り検討ポイントまで到達したら1時間足の動きと米株相場の動きを見てショートしたいと思っています。
仮にそこまで届かずにドル円が下がってしまってもそれはそれでいいと思っています。
それほどまでに今のドル円のトレードは魅力が減ってきています。
ただ、もし自分の想定通りにリスクオフ相場がやってくるのだとしたら、ドル円も100円割れのような下落が来る可能性が高いので、やはりチャンスがあるならショートを仕込んでおきたいという思いもあるのです。
いずれにせよ、今の相場はいつ暴落が起こってもおかしくない環境です。
私が日ごろサポートしている人たちには常々言っていますが、今の相場はいつも以上に警戒をしておいたほうがいい環境になってきています。
たまたま私のこの記事を見ている人もいると思いますので、本当に本当に気をつけてほしいと願うばかりです。
今年もあと4カ月、残り少なくなってきましたが気を引き締めていきましょう。
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