ドル円は105円割れからの強い上昇を見せています。
107円台に突入してからは、ジワリジワリと上げる相場展開を見せており、私の一番嫌いな(笑)相場になってきました。
ファンダメンタル的なことを言えば、米中貿易戦争や米国のシリア攻撃への警戒が薄れ、リスクオンの相場展開となっています。
まぁなんにせよ、嫌いな相場には手出しは無用ですね。
5分足でジワジワ上昇トレンドを形成して
一日かけて50pipsくらいしか上がらないとか・・・
なんともつまらない相場展開です。
30%戻し完了のドル円
ここ最近上昇トレンドを形成しているドル円相場ですが、このままグングンと上昇する可能性もあります。
しかし今年の下落相場からの視点で見ると、ただ単に30%戻しを完了しただけにすぎません。
ドル円 4時間足
※画像はすべてクリックでアップになります。
113.70から104.70円の9円の下落幅からの104.70から107.70の3円戻しです。
一般的に相場では、トレンドを形成する際に50%戻しや30%戻しを形成しながらトレンド方向へ伸びていく傾向があります。
今回のドル円のケースでいうと、年初の113円からの下落トレンドをまだ意識するのであれば、現在は30%戻し、尚且つ2017年に形成されたレンジ下限の108円付近の重要なレジスタンスゾーンにいるため、絶好の売り場となります。
絶対に下がるワケではありません。
しかし3月8日のドル円の記事でも書きましたが、テクニカル的に見てもドル円がここからグングン上昇していくのは、かなりのファンダメンタルな変化が無い限り難しそうです。
2017年のレンジ下限のレジスタンスゾーン
上記でも書きましたが、ドル円を売り目線で見ている人は現在は絶好の売り仕掛けの相場になってきました。
30%戻しからの2017年のレンジ下限のレジスタンスゾーンに接近しています。
このレンジのサポート下抜けからの戻しのレジスタンスゾーンは教科書通りの売りポイントなので、かなりの売り圧力がでることが想定されます。
私も少し107円後半で試し売りをいれています。
来週から相場展開を見て本格的に売りを入れていく予定ですが、ひとまず109円を日足終値でつけるまでは売り目線でいる予定です。
また、レジスタンスラインではなく、ゾーンとして捉えることで余計なダマシにかかる確率も減らせますので個人的にはオススメです。
最後に
105円割れで損切をせず助かったと思っている人も多いと思いますが、逃げれるときに逃げる技術と思考がなければ相場ではいつか資金を吹っ飛ばします。
現状はたかが3円上がっただけに過ぎません。
次に104円を割れるような展開になってきたときに、105円割れで損切をしなかった間違った成功体験が邪魔をして素直に損切できないと思います。
相場をナメていると本当に酷いことになります。
自分で決めた損切ポイントが来たのなら、大人しく負けを認め、素直に損切することをオススメします。
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