今年も残すところあと1ヵ月ちょっとになってきました。
クリスマス休暇などを踏まえると、実質トレードできる日はあと1ヵ月です。
例年ここから年末までの時期は季節要因でドルの需要がでてくるため、必然的にドル高になりやすく、相場は緩やかなドル高トレンドを描きやすいです。
ボラティリティの低い1年でしたが、最後のチャンス相場になるのではないでしょうか。
変動相場制以降、最もボラティリティが無い年になりそうなドル円相場
ブログ内で何度かお伝えしていましたが、昨今のボラティリティの低い為替相場を見限って春先からNYダウのトレードに切り替えて集中しております。
今年2月の暴落以降、米国株相場はボラティリティの高い状態が続いており、個人的には現在のNYダウのトレードが非常にやりやすいです。
やはり投機であるトレードではボラティリティがあったほうが利益をあげやすいなぁ、と改めて思っています。
FX相場では、このままいくとドル円相場が変動相場制に変わってから年間の変動幅が最低を記録しそうです。
あと1ヵ月で115円を超えてくるか、103円近くにならない限り、最低変動幅の記録更新です。
個人的には記録更新すると思っています。
すでに秋相場のイベントはほぼ無風で終えていて、残すところは12月のFOMCだけですが、それすらも利上げで既に相場は織り込み済みです。
例年通り、ここからは年末までのドル需要の影響で緩やかなドル高トレンドで年を終える可能性が高そうです。
私的に今年最後のFXでのトレードになりそう
相場が動いてくれれば話は変わってきますが
恐らく今回のトレードが為替相場において、私の今年最後のトレードになりそうです。
年末までのドル高需要を踏まえて、スイングでのひと波を取りにいこうと思っています。
ユーロドル 4時間足 ※画像はすべてクリックでアップになります。
●の大きさは枚数の多さを表しています。
なんとも教科書的なトレードでダウントレンドラインの上辺での売り仕掛けのトレードです。
テクニカル的な見方と年末のドル需要の要因でのドル高ポジションです。
各玉は損切幅こそ大幅に違いますが、損切額は一定の金額になっています。
もし、このまま上値ラインでキレイに反落してくれたら、すべての売り玉が残った状態での反落なので、かなりの利益になります。
が・・・・
そんなにキレイにとれることは稀なので、今後の値動きを見ながら一部決済なりしていこうと思います。
ドル円でもドル高ポジションは取れるが・・・
ドル円でもドル高ポジションはとれますが、個人的にはとるつもりはないです。
その理由ですが
- リスク回避要因発生時の円高を避けるため
- アップトレンドラインからまだ値幅がある
ドル円もアップトレンドを描き、ドル高トレンドになっていますが、まだアップトレンドラインから値幅があります。
最近はあまり見られないですが、リスク回避要因発生時の円高が起きた場合、あっさりと2~3円下落する可能性もありますので、買うにしてももう少し引き付けたいところです。
ただ引き付けて買いをいれたところで、その上には強力な抵抗帯がありますので、レートはアップトレンドラインと抵抗帯との板挟み状態となり、三角持ち合いを形成する可能性が結構高いです。
それならば、綺麗なラインを描いているユーロドルでドル高ポジションをとったほうが良さそうだなぁ、という個人的な感想です。
去年からの想定は見事に大外れ
このブログでは、去年末あたりから2018年はドル安トレンドの年になりそうとお伝えしていました。
年初こそドル安トレンドだったものの、春先から相場が転換し始めてドル円相場は行ってこい、ユーロドル相場は見事なドル高トレンドの年になりました。
まぁ相場の想定なんてそんなもんなんですよ。
これで何を伝えたいかというと
想定が外れても自分の資金は減ってないということです。
トレードをしていて「こうなるだろう、ああなりそう」という想定や予想は誰でもします。
よく「勝っているトレーダーは予想なんてしない、値動きに対応するだけだ。」という人がいます。
それはもちろんそうなのですが、勝っているトレーダーだって予想や想定はするんですよ。
ただ決定的に違うのが、予想や想定が外れたときに直前までの自分の考えを180度ひっくり返せることです。
要は、間違ったと思ったら躊躇なく損切ができる人、場合によっては反対方向のポジションを躊躇なく持てる人。
これが勝ち続けられるトレーダーです。
人間なんですから、何度も何度も間違っていると精神的に辛くなりますよね。
ただ、その辛さと相場の方向性はなんら関係がないもので、その辺を切り離して考えることが人間は難しいので勝ち続けられる人っていうのは少ないんですよね。
その辺をドライに考えることができたとき、トレーダーとしてひとつ上のレベルへいけたということです。
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