先週、またもやトランプの発言で相場が反応しました。
米朝首脳会談を中止する発言でしたが、買いが貯まっていたドル円は過剰に反応し、週足終値で高値から約2円下げた格好になっています。
発言ひとつでここまで下げるのか・・・
と思う方もいると思いますが、発言はあくまでもキッカケです。
背景にある、世界中のポジション状況と市場のコンセンサスが重要なのです。
今回のケースで言うと、ドル円をベースに買いが貯まっていたので、そのポジションを解消するキッカケを待っていた連中が一気にポジションを閉じた格好になります。
なにが言いたいのかというと
仮に同じ発言を今後したとしても、そのときの相場環境によって全然違う反応になる
ということです。
要人発言に翻弄されず、投機であるトレードでは純粋にテクニカルのみで相場を見ていったほうが迷いなくトレードに参戦できます。
買いをいれる人は慎重に!既にドル円の上昇トレンドは終わっている。
3月末から純粋に米国の好景気&債権金利上昇の影響で素直にドル円は上昇していきました。
しかし、重要節目付近に到達したドル円はトランプ発言がキッカケで下落しました。
トランプ発言が無かったらもっとあがっていたのに・・・
と思うかもしれませんが
相場は不思議にも、こういった節目付近で突発的な事情が発生し、トレンドが転換したりします。
トランプ発言があってもなくても、結果的にこの付近ではトレンドが転換していたんだろうと思います。
ドル円は前回の記事でお伝えした重要節目付近で反落しています。
そして3月の末から続いていた青の上昇トレンドラインを割り込み、その後反動で一旦上昇するも抜けたラインが抵抗となり黒〇で跳ね返され、再度反落しております。
ブログで何度もお伝えしていますが、サポートラインだろうがレジスタンスラインだろうが、今回みたいなトレンドラインだろうが、抜けたラインが直後に逆方向への抵抗となり、意識され反発するケースは非常に高いです。
数あるチャートパターンの中でも、トップクラスに覚えておいた方がいいパターンになりますので是非覚えて頂き自身のトレードに生かしてください。
ちなみに私は黒〇付近で試し売りからの売り増しをしております。
海外FX XM口座かなり少ない枚数ですが、ドル円の場合トレンド転換してそのまま下落し続けるとは個人的には少し考えにくいです。
高値で少し値固めをしてから下げるイメージで見ていますので、値固めしている最中に売りポイントを探りつつ再度売り増し玉していくつもりです。
最終的には50万~100万通貨売り持ちして100円割れを狙うイメージです。
またドル円の場合、高いスワップがスイングメインの私にはかなりのコストになりますので、メイン玉はポンド円のほうで持っています。
ひとまずドル円は2か月続いていた上昇トレンドはテクニカル的には終わってしまいましたので、買いを入れている、もしくは買いを入れようと構えている人は少し注意した方がいい展開になってきました。
何が起こるかわからないのが相場ですので、今回の上昇トレンドライン割れもダマシに終わる可能性も十分考えられますが、常に確率の高いほうへBETし続けて統計的に勝ち続けるのがトレードですので、敢えて確率の低いほうへBETする理由も特にないのかな、と思います。
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