2017年が終わろうとしています。
今年は全体的にボラティリティが少なく
あまり利益を上げられなかった、という人も多かったのではないでしょうか。
今年の主役はなんといっても仮想通貨でしたね。
バブルだとかバブルじゃないとか
ひとまず、長期足であんな強℗昇竜拳並みのチャートは
中々お目にかかれるものではないですね。
暴落するにせよしないにせよ、2018年も注目の仮想通貨になると思います。
さて、本題の為替ですが
2017年終盤、市場はかなりの楽観ムードのまま年末を迎えました。
ドル円チャートでいうと、年終盤はちょっと瞬間的に下落すると
すぐさま押し目買いが入りレートが戻していた印象です。
米雇用統計にしろ、悪い数字がでて一旦急落しても
そのまま行ってこいで買い戻しが入りレートが戻っていました。
そして極め付けがNYダウ
全ての取引商品に影響を与えるNYダウですが
現在歴史的高値で高止まりしています。
NYダウ 1999~2017年 週足
ビットコインほどではないですが
トレンド終盤に中℗昇竜拳くらいのチャートが現れています。
興味深いのは、リーマンショックで下がった値幅より
2016年の安値からのトランプラリーのトレンドのひとつの波の
値幅のほうが上回っている点です。
トレンドの最終局面では、大勢が一気に群がるためレートが走り
結果的に昇竜拳のようなチャートが出やすくなります。
また、エリオット波動ベースで見ても、現在第5波の形成を終えた可能性が高いです。
何が言いたいのかというと、テクニカル的に見て
かなり危険な値位置に来ている
ということです。
別に不安を煽るつもりはありません。
そんなテクニカルなどおかまいなしに
グングン上昇していく可能性も十分にあります。
しかし
懐疑の中で育ち、楽観とともに成熟し
幸福感とともに消えて行く
格言を教訓とするならば、現在は楽観相場であることは否定できません。
4月、黒田総裁任期延長ならず
9月、総裁選で安倍首相退陣
北朝鮮と開戦
ロシアゲート問題でトランプ大統領辞任
パッと思い浮かんだだけでも4つのリスク要因がありました。
そんなのあり得ない?
イギリスのEU離脱も
トランプ大統領誕生も
あり得ないと言われていたなか起こりました。
歴史的に、あり得ないと言われていたことは度々現実になっています。
今私たちは歴史的な局面にいるのかもしれません。
2018年、リーマンショックから10年の年
気を引き締めていきましょう。
コメントを残す