コロナショック以降、1本調子で上昇を続けている米国株相場
NYダウ、S&P500、ナスダックとまるでこのまま上昇を続けるのかのような勢いですね。
ただ、相場ですから調整の下落は必ず起きますよね。
それが調整程度の下落で収まるのか
暴落と呼ばれるものになるのか
それは誰にもわかりませんが、個人的には2月付近に一旦下落に転じる可能性が高いと思っています。
コロナショック以降、NYダウの上昇サイクル
2020年3月に起きたコロナショックの大暴落
底値を付けた3月から1本調子で上昇しているように見えますが、実はある一定のサイクルで上昇しています。
NYダウ 日足 ※チャート画像は全てクリックにて別タブでアップして見れます。
3月の底値からV字回復して以降、約20%の上昇後、約10%の下落を繰り返しながら上昇トレンドを形成しています。
米国株相場は歴史的に右肩上がりとはいえ、指数に限っていえば年間のパフォマンスが5~10%程度なので安値から20%も上がればそれ相応の調整下落は来ます。
そして現在2021年の1月ですが、11月を起点とした安値から既に20%近く上昇しています。
今年の上昇トレンドのサイクルを考えればそろそろ10%近い下落が来てもおかしくありません。
というかそういった下落が来る方が自然です。
2月は季節的に下げやすい時期
米国株指数は季節的に2月というのは下げやすい時期です。
S&P500
2月に超絶下げるんじゃなかろうか・・・ pic.twitter.com/hBj5xbHlg8— niwa ~FX 米株CFD〜 (@niwa_frn) January 21, 2021
このツイート内容の画像はS&P500の月ごとにみたパフォーマンスなのですが、1月から2月にかけて下落する傾向が高いことが知られています。
実際に過去数年のチャートで見てみると
2014年から見た場合、上昇が3回、下落が4回となっています。
ただ、上昇よりも下落したときのほうが値幅が大きいので、やはり1~2月にかけてはそうとう注意した方がいい季節と言えますね。
しかも今のNYダウは直近の安値から20%も上昇しているので、もし調整の下落が来たらその時はやはり10%近い下落を覚悟しておくべきと言えそうです。
個人的な相場観では2月に下落が来ても前年と同様に安値をつけて5月付近へ向けて再度上昇していく想定をしています。
その理由はやはりFRBの無制限QEと低金利政策の維持です。
お金をジャブジャブに刷ってマネーサプライを膨張させ、低金利を維持すればパフォーマンスを求めて株買いになりますので、NYダウ、S&P500、ナスダックに関しては引き続きストップをキチンと置きながらロングポジションをとるスタンスでトレードしていきます。
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