先週のドル円は最終日の金曜に上昇トレンドの調整下落をしてクローズしました。
たまたま時間があってパソコン前でチャートを眺めていたのですが、ドル円が急落していきそうなチャート展開だったので、簡単にチャート画像を作成してツイッターにて流しました。
20SMAと75SMA を表示。
こちらは金曜日にツイッターにてリアルタイムで流した画像です。
レートは木曜日にグレーの抵抗帯をトランプ発言で下へ突き抜けました。
その後、緑のラインの流れで上昇して再突破を試みますが反発下落。
その後は20SMAに沿ってレートが下落していき、完全に下への圧力が強まっている環境です。
長期のSMAの下にレートが位置し、さらに短期のSMAに沿ってレートが移動しているときは、素直に順張りでついて行った方が賢明です。
またこういったジワジワと動くレートはある一定の価格帯を超えるとレートは一気に走るケースが多いです。
相場参加者が少しづつ売り玉を持ち始め、買い玉を持っている人の損切を誘います。
その損切ポイントとは当然直近の価格割れなのですが、案の定レートは買い玉の損切を巻き込み下方向へ走りました。
結局レートは一切の反発は見せずにグレーの節目ラインまで落ちて週末クローズしました。
明日からの値動きですが、ツイッターで流した画像の赤丸の急落想定レベルくらいまでは下げてきてもおかしくありません。
そのあたりは抵抗帯エリアとなっており、レートは少しづつ揉みあいながら上昇していくイメージで見ています。
なぜ上昇のイメージで見ているのかというと
現状のドル円は青の上昇トレンドラインをサポートしながら上昇しています。
今回の急落も、現状は上昇トレンドの中の調整下落に過ぎません。
緑の抵抗帯エリアと青の上昇ラインが重なりますので抵抗帯でレートが揉み合いつつ、青のラインでサポートされながら上昇の流れに戻っていく見方が素直な見方だと思います。
ただ、確率的にいえばレートは上がると思いますが、もし買いをいれるのであれば当然のことながら損切は青のライン割れでは絶対に入れなければいけません。
もし青のラインを割れた場合、3月からの上昇トレンドは一旦終わったということですのでドル円の買い目線での見方はフラットにしたほうがいいと思います。
その際はトレンド転換して下落していくというより、来月から夏枯れ相場に入りますので一旦レンジ相場に入る可能性のほうが高そうです。
夏枯れ相場などの薄商いのときは、突発的な何かがおきると急落するケースが非常に多いです。
現状のドル円は3月からの上昇相場でかなり買いが貯まっていると思いますので、来月からの夏枯れ相場には十分注意して資金管理を徹底してきましょう。
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