ドル円は9月の始めにつけた110.40付近の安値から1時間足チャートでキレイな上昇トレンドを描いてきましたが、ドル円の前回の記事で示した節目の114.50付近で跳ね返されてしまいました。
前回の記事には書かなかったのですが、ツイッターの方でレジスタンスとトレンドラインのダブル節目も案内していましたので、参考がてらその時の呟きも載せておきます。
そりゃまぁ一旦は意識されて上値重くなるよねって話。
今日の終値で日足陰線ならこの上には新たな大量のストップが・・・明日の雇用統計で爆上げして大量のストップが狩られてさらに吹き上がるシナリオも見えてきたかな。#ドル円 pic.twitter.com/rezPgHyf5P
— niwa ~FX 米株CFD〜 (@niwa_frn) October 4, 2018
結果的に上へブレイクすることなく、跳ね返されています。
ドル円、節目でヘッドアンドショルダー
ドル円 1時間足 ※画像はすべてクリックでアップになります。
こういったラインが交差する節目というのは意識して見ていると結構確認できるものであり、通常のひとつのラインよりも抵抗が強いケースが多いです。
また今回の114.50付近の節目は2017年に形成されたかなり重要な節目でした。
その節目付近でキレイなヘッドアンドショルダーを形成。
その後、時間足のトレンドラインを下へブレイク。
これはもうイヤな予感しかしないですねぇ・・・
通常のパターンとしては、こういった重要節目付近では買い方と売り方の思惑が交錯してレートが揉み合いになりレンジになりやすく、しばらくしてどちらかの大勢が勝って方向性が決まる。
というパターンが多いのですが、ここまで鮮やかな形になると買い目線の人はかなり厳しい展開になってきました。
現状の私はドル円に関してはノーポジなので、今回のヘッドアンドショルダーのネックライン付近までレートが戻ってきたら短期足のチャート次第で売りをいれる予定です。
米国株価指数もヘッドアンドショルダー
実は今回、ドル円だけではなく米国株価指数のNYダウ、ナスダック、も同時にヘッドアンドショルダーがでています。
米株指数もヘッド&ショルダーから安値割れしてダウントレンドが確定しております。
特にナスダックの下げがきついですね。
長年トレードしていて為替と株のチャートに感じていることは、ヘッドアンドショルダーの信頼度は為替より株(米株指数)のほうが高いと感じております。
もちろん絶対下げるわけではないので過度の信頼は禁物です。
米株については特に買いの圧力が強いマーケットですので、暴落期待で突っ込み売りをしたりすると火傷することのほうが多いです。
ここからの戦略は、米株の動きをみつつドル円でショート狙いをできるポイントまで待ちたいと思います。
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