何事においてもそうですが、なにかを上達したいと思った場合
一人でやみくもにやるよりは、誰かに教えてもらったほうが上達のスピードが早くなることは想像できると思います。
スポーツであればコーチがついたり
勉強であれば講師の人に教えてもらったり
仕事であれば先輩や上司に教わったり
トレードにおいても、誰かに教えてもらったほうが成長できる可能性がぐっと高まってきます。
もちろん、組織的にトレードを教えているところもあるので、そういったところで学ぶのもひとつの方法です。
しかし彼らもボランティアでやっているわけではないので、当然のことながら入会料や月額料がかかってきます。
そういった料金も惜しまず、覚悟を決めて入会して勉強するのも自分の中で本気度が違うと思うので、それはそれで素晴らしいことだと思います。
しかし、お金を払って覚悟を決めて本気で勉強したとしてもトレードで成功できるとは限らないのがこの世界のシビアなところです。
やっぱりトレードで成功するにはセンスが必要なんだ。
と勘違いする人もいるのですが、スーパートレーダーになるにはセンスが必要です。
しかし、普通の勝ち組トレーダーになるにはセンスは一切必要ありません。
やるべきことをやって、統計と確率の概念を理解するだけです。
トレードにおける師匠の探し方
師匠と聞くと、何か昔ながらの言い方で少し敬遠しがちですが
そんなに深く考えなくていいんです。
なにも「弟子にしてください!」
といって弟子入り志願するわけではないですからね。笑
しかし、師匠の探し方を間違えてしまうと
これまた何が正解かわからないトレードの世界において、迷宮化する要因を自分でひとつ作ってしまうことになります。
師匠を探す前に、自分で決めておかなければならないことがひとつあります。
それは自分がどういうトレーダーになりたいのか。
自分がなりたいトレーダーのイメージ
一口にトレーダーといっても様々なスタイルのトレーダーがいます。
- スキャルピングなどの超短期売買が得意なトレーダー
- デイトレードなどの短期売買が得意なトレーダー
- スイングなどの比較的まったりとした売買が得意なトレーダー
- 日足などで日常生活に支障がでない売買が得意なトレーダー
100人いれば100通りのトレードスタイルがあると思ったほうがいいです。
そして自分がこういうトレーダーになりたいと、ある程度イメージが固まってきたら自分のイメージに近いトレーダーを探してください。
インターネット上で情報発信している自分のイメージに近いトレーダーは必ず存在します。
なぜ、自分のイメージに近いトレーダーを探すのか、ですが
理想とするトレーダー像に近い人からの情報は自分にとって価値のある情報だからです。
例えば自分がスイングをメインにトレードしていきたいと思った場合。
スキャルピングをメインにトレードしている人の情報は、あまり参考にはなりません。
それもそのはず、スキャルピングとスイングではトレードスタイルが全く違うからです。
スイングに絞ったとしても、逆張り系のスイングが得意な人もいれば順張り系のスイングが得意な人もいます。
自分の理想とするトレーダー像をそこまで詳細に決める必要はありません。
漠然と「こういうトレーダーになりたいなぁ」とイメージして、そのイメージに近い人が発信している情報を得るようにしましょう。
また、全ての相場で利益を上げられるトレーダーなど存在しません。
存在しないというより、存在しないと思ったほうがいいです。
利益を上げ続けているトレーダーには必ず得意なトレードスタイルが存在します。
その得意なトレードスタイルで情報発信しているトレーダーが自分のイメージと合致しているとき、そのトレーダーの情報に触れ続けることで自分が理想とするトレーダーに近づけます。
じゃあそういった人を見つけたとき、コンタクトをとって弟子入り志願しなくてはいけないのか?
と思う人もいるとは思いますが、そういうことではありません。
別に向こうは自分のことを知らなくてもいいのです。
師匠の定義
師匠と聞くと、わざわざ弟子入り志願しなくてはいけないと思いがちですが、そういう必要はありません。
自分が勝手に師匠だと思えばいいのです。
手取り足取り教えてもらうだけが師匠ではありません。
こういうトレーダーになりたいと思う人が見つかれば
その人が発信している情報に触れていくだけで、
その人がセミナーなどをやっていれば受講してみたり
ブログやメルマガや動画配信などがあれば、
そうすると、
自分がレベルアップしたことを実感することがあります。
自分が理想とする、なりたいトレーダー像に一歩近づいた瞬間です。
冒頭で少し触れた、料金を取って組織的にトレードを教えている人たち。
こういう人たちも結局のところ自分達が得意なトレードスタイルを教えています。
お金を払って、覚悟を決めて本気でトレード技術を習得する!
と意気込んでいても、その人たちのトレードスタイルが自分に合わなかったら
かなり効率の悪い時間を過ごすことになります。
まず、自分はどういうトレーダーになりたいのか?
まずはそれを明確にしてから、自分が師匠と思えるような情報発信している本物のトレーダーを探すことをオススメします。
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