私がトレードで勝てるようになった理由とそのキッカケ

私はトレードを始めた当初デイトレードをしていました。

恐らくFXをやり始めたときは、多くの人がデイトレードから始める傾向が高いと思います。

当時は会社員だった私も帰宅してから夕飯やお風呂を済ませ、NY時間に合わせるようにデイトレードをしていました。

 

それはもうお金が減る減る・・・

 

ネットで情報を調べるも、ある人はこれが正しいと言い、こっちの人はこれが正しいと言う。

いやいや正解はどっちなんですか!っていうね。笑

 

そんな私ですが、今は資金を増やせるトレーダーになれたので、それまでの経緯とキッカケなどをご紹介していきたいと思います。

インジケーターをひとつにしてみた

当時は色々なインジケーターを使っていました。

ストキャスティクスを使っていて、ダメだこりゃと思ったら似たようなRSIを使ってみたり。

移動平均線なんかで勝てるわけねぇだろ、と思っていたら移動平均線の進化系のMACDを見つけてこれだ!と思い使ってみたり。

MACD使えねぇ・・・と思っていたらボリンジャーバンドを発見し、まるで魔法のインジケーターを見つけたような感動をしたのを今でも覚えています。笑

 

知っている人には当然のことなのですが、チャートに表示させるインジケーターというのは過去の4本値(始値、終値、高値、安値)を一定の計算式を使ってチャート上に描写しているにすぎません。

要は一定の計算式の違いがインジケーターの違いなのです。

別に未来を予測するものでもなんでもないんですよね。

 

でもトレード初心者は、どのインジケーターを使ったら勝てるのか?
と正解のインジケーターを探し続けます。

 

私もその一人だったのですが、有名なトレーダー本「マーケットの魔術師」を読んでいたときにその考えは変わりました。

ルールはシンプルでいい、シンプルな考え方がいい、などの言葉が多数出てきました。

 

だったらシンプルにやってやるよ!
と半ば偉そうにシンプルにインジケーターをひとつだけ表示してトレードしてみたら、なぜかトレードしやすかったのを覚えています。

今振り返ればわかるのですが、色々なインジケーターを表示しなかったため、売買のトリガーがシンプルだったんですよね。

 

どういうことかというと、RSIでは買いサインなのに、ボリンジャーバンドでは売りサインがでている、いやどっちなのよ!?とか。

 

二つのインジケーターで買いサインが出るまで待とうとして、結果ひとつのインジケーターしか買いサインがでず、エントリーできないで相場に置いて行かれるとか。

とにかく判断材料が多すぎたんですよね。

 

ひとつに絞ってトレードしてみて色々試した結果、今はSMA(単純移動平均線)だけしか表示していません。

どうせローソク足が高値更新すればほとんどのインジケーターで買いサインがでるので、だったらローソク足が見やすいSMAでいいや、という私の結論ですね。

 

SMAが勝てるというワケではありませんよ。

私は、どれも大して変わんないからSMAでいいや、と妥協しているだけです。

あくまで私の答えであって皆さんの答えではありません。

ひとりひとり合うインジケーターがあると思うので、どれかひとつ選べばいいと思います。

 

テクニカル分析・インジケーターの選び方

2017-11-24

 

バックテストをしてみた

インジケーターをSMAに絞り、トレードしていたらバックテスト・過去検証が重要だということを知りました。

要は自分の手法が過去の相場で通用するのか?
を検証する作業なのですが、バックテストというものを知ったとき
それはごもっともだなと思い、さっそくバックテストをしてみました。

バックテスト・過去検証のやり方とその意味

2020-03-24

 

このバックテストが私のトレード人生の大きな転機になりました。

バックテストででる、決めたルールの過去の相場での統計的な数値が見えてきてある意味でトレードの正解に近づいたと確信し、そこからは様々なルールを考え、時には情報商材を購入し手法のアイデアをもらい、ルール構築のヒントにしバックテストに没頭しました。

 

結果的に今のトレードの軸になるルールを構築し、私のトレーダーとしてのレベルが飛躍的にアップしました。

そしてバックテストを通じて、私がトレードで今後も利益を出し続けられると確信した気づきがありました。

 

 

短期足から中~長期足に軸を変えた

それはトレードする時間軸を短期から中~長期足に変えたことです。

 

冒頭でもお話しましたが、私はトレードを始めた当初デイトレードをしていました。

会社から帰宅し、限られた時間で5分足でデイトレードをしていて相場に振り回される毎日でした。

バックテストをするようになってから気づいたのですが、同じ手法でも時間足が変わると全く違うバックテストの結果になることが多々ありました。

 

当時はわからなかったのですが、短期足はトレンドの転換が早く、そして頻繁に起こるため難易度が高いんですよね。

もちろん短期足のデイトレードが得意、という人もいるとは思いますが
一般的に見て短期足トレードは難易度が高いということを後から知りました。

 

バックテストの結果、自分の構築したルールは1時間足や4時間足などの中期足が一番パフォーマンスが良かったため、現在もその時間足を軸にトレードしています。

中期足だとトレンドの転換も自分的にはちょうどいいスパンで起きるので気に入っています。

 

スイングで勝てるようになってから、今はデイトレも時間があるときにやるようになりましたが、それでも15分足です。

昔は5分足とか1分足をみて必至にトレードしてノイズに駆られまくって負けまくっていました^^;

 

デイトレは15分足にしてからは比較的勝てるようになってきたので5分足エントリーをしてて負けまくっている、という方は15分足でエントリーしてみるといいかもしれないです。

 

通貨ペアを固定しなくなった

個人的にこれはかなり大きな変化でした。

もともとFXをやり始めたとき、スイングでもデイトレでも特定の通貨ペアしかトレードしていませんでした。

 

最初のうちはほぼドル円のみ、次第にユーロ円やポンド円まで手をだすように、といった感じです。

 

恐らくほとんどの人がドル円からトレードをすると思います、だって日本人ですものね^^;

そしてひとつの通貨ペアのみでトレードしていて必ず起こるのが、ルール通りにエントリーしてダマシに合い損切、そしてその後にチャートがV字回復して自分の思った方向へ・・・

 

FXをしていて、これほどメンタルが揺さぶられて腹立つことはないですよね・・・

体の芯が熱くなってくるのがわかり、発狂しそうになったことは何度もあります、笑

 

ただ私の場合、この解決方法は複数の通貨ペアを同じ手法でトレードする、ということでした。

 

どういうことかというと、先ほどのダマシ後のV字回復になったとしても、ルール通りにはエントリーしてるわけなので問題はないです。

ダマシとはいえ損切に合っているのでそのトレードは終了です。

仮にその後チャートが上昇していったとしても。

 

であればむやみに飛びつき買いをしないで、別の通貨ペアをチェックして自分のルールのエントリーがでそうな通貨ペアでトレードする。

 

これをするようになってから
『うわ~ダマシにあったよ・・・腹立つ~! まぁでも他の通貨ペアで同じようなチャンスを探してトレードすればいいや』

 

こういう風に考えられるようになり、メンタルが安定してダマシにあった通貨ペアに固執しなくなりました。

結果的に無用なトレードが減り、無用な損失が減り、トレードが安定してできるようになりました。

 

もしひとつの通貨ペアでトレードしていて同じような感じで悩まれている方がいたら、少し他の通貨ペアにも目を向けて見るのもいいかもしれません。

 

 

最後に

トレードで勝ち組に入る道は、100人いれば100通りの道があります。

それは

どこでどんなことに気づき
どういうところでレベルアップし
どういう正解を導き出すのか

それはひとりひとり、性格や価値観が違うので気づきを得る場所も違うし、レベルアップをするタイミングも違うからです。

ただ、私の経験から言わせてもらうと

テキトーにルールを作り、バックテストしまくる

これをするだけで、その辺の負け組トレーダーから抜け出せることは間違いないと思いますよ。

2 件のコメント

  • 大変参考になりました! 私も107、70がこのターンの高値だと思いました。20日から安倍とトランプのゴルフがありますが、それ以降も108までは戻りますが99円まで年末までに下がれば楽しい一年になるなと期待してます!
    お互い頑張りましょう

    • 佐藤さん、コメントありがとうございます。

      テクニカル的に見ると108円前後で反発する可能性が高そうですが、それでもなにが起きてもおかしくないのが相場ですのでお互い気を引き締めて頑張っていきましょう!!

      P,S
      99円?
      私は90円タッチまで期待してますよ\(^o^)/

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