FXで利益を上げ続けるために、自分だけの武器を持つということ。

突然だが、皆様はFXトレードをしていくにあたって自分だけの武器を持っているだろうか?

そもそもトレードにおいての武器とはなんぞや?
という人もいると思います。

今回はFXに限らず、トレードという行為において自分だけの武器を持ついう意味とその重要性を書いていきたいと思います。

 

私が初めてトレードの武器をいう言葉を聞いたとき

私には直接的なトレードの師匠はおりません。

ただ、自分が今のレベルに達するまでに勝手に師匠扱いしていた人は何人かいます。
※当然向こうは私のことなど知りません。

師匠というものに触れた記事はこちらの記事にて書いています。
トレーダーの成長に必要な師匠という存在の重要性と探し方のコツ

 

そんな師匠と呼べるような人が発信していた動画を見ていた時、自分だけのトレードの武器を持たなければ相場では生き残れないと話していました。

当時の私はトレード2年目くらいの頃で、そもそもトレードにおいての武器の意味すらわかりませんでした。

 

その方は話をどんどん続けます。

 

戦場に降り立って目の前に敵がいた場合、自分はナイフとバズーカ砲どっちを持っていた方が有利だと思う?

当然ナイフだよね、威力はバズーカ砲のほうがあるけど機動力がないから目の前の敵には当たらないし、逆に向こうがナイフなんか持ってて襲い掛かってこられたらひとたまりもないよね。

今度はスナイパー相手はどうだろう?

スナイパー相手にナイフ勝負を挑んでも結果は見えてるよね、狙撃されて終了。

じゃあバズーカ砲はどうだろう?

スナイパーのいる位置がある程度わかっていれば、バズーカ砲でその近辺を吹き飛ばせばやれる可能性は十分あるよね。

トレードにおいて、相場に対して自分だけの武器をもつということはそういうことなんだよ。

 

当時の私( ;´д`)・・・???

 

そういうことなんだよ、と言われても当時の私はどういうことなのかさっぱりでした。笑

ただ、今ならその方の話の武器の意味がわかります。

 

トレードの武器という意味

その方の話を引用して例えると、目の前の敵相場においてレンジ相場だと仮定すると、レンジ相場でトレンドフォロー系の武器と言える手法を使ったって利益があがるわけがないんです。

逆張り系の手法を使ったほうが利益が上げやすいわけです。

反対にスナイパートレンド相場だと仮定するとトレンド相場で逆張り系の武器といえる手法を使ったって資金が減り続けるだけなんです。

その方の話の意味はこういうことです。

 

ただ、これだけを聞くと「いや、そんなの当たり前だろ」とほとんどの人が思うと思います。

そりゃあレンジ相場でトレンドフォロー系の手法でトレードしていれば資金は減っていくよねって。

 

ただ、わかってはいても多くの人はレンジ相場でトレンドフォローを狙って売買していたり、トレンド相場でレンジ売買を狙ったトレードをしている人がいます。

 

トレードにおいて自分だけの武器とは自分の価値観に合ったトレード手法になります。

 

しかし、話はそう単純な話ではなく、その自分だけの武器が生きるのはどういう相場環境のときなのか?

 

これがわかっていなければ自分だけの武器を手に入れても相場から利益を上げ続けることはできない。

こう言っていました。

 

要は、自分だけのトレード手法構築も大事だが、それと同じように自分の武器が生きやすい相場環境認識も重要だ。

 

その方の教えでは、トレードの武器とは自分だけのトレード手法とそれが生きやすい相場環境を認識する。

この二つを意識することが非常に重要になってくる、とのことでした。

 

私のトレードの武器

私のトレードの武器は分割売買ピラミッティングの増し玉です。

この二つは一緒に考えてしまいがちですが、まったく別の要素を持ち合わせています。

分割売買でのポジション操作

私は主にデイトレードなどの短期売買で使います。

例えば1回の損切額を資金量の1%と決めていたとすると、それを4分割にした場合、0.25%の損切額の枚数でポジションをとっていきます。

資金量100万の場合、1%の損切額は1万です。
その4分割の損切額は2500円なので相応の枚数でポジションをとります。

 

分割売買とは玉操作、すなわち持っているポジション達をチャートの値動きに合わせて個別に利確や損切をして平均取得レートを有利にしたり、ひとつのトレードの組み立てで分割売買の玉操作をした結果、ゼロリスクハイリターンのポジションを作ったりすることをいいます。

決してナンピンのことではありません。

基本的にはトレンド方向への順張りで分割売買をしていきます。

 

この分割売買のメリットは、ひとつひとつのポジションの枚数が少ないためレートが逆行したときに損を最小限に抑えることができます。

また、ポジションを複数もつためストップの値位置もズレてきます。

ストップの値位置がズレてくると、俗にいうストップ狩りに合いにくいです。

皆様も経験があると思います。

ポジションが狩られた後にギューーーンとレートが思惑方向へ飛んで行ったことが・・・

 

 

複数あるうちのひとつが狩られても、ポジション総数で見た場合はその後のトレンドに乗れたりするので結果的にリスクを軽減しつつリターンを狙えることになります。

また、微益でもいいので一部のポジションを利食いをして、その利益を担保に残りのポジションの損切額に充てることで結果的にゼロリスクハイリターンのポジションが出来上がったりします。

そういったポジションはチャートを注視して利食いポイントを定めたりせず、トレンドが続く限りほったらかして利益を最大限に伸ばしたりします。

 

ただ、この分割売買にもデメリットがあります。

それは難易度が高いことです。

トレードを始めて2~3年の人が分割売買をうまく活用するのは至難の業だと思います。

その反面、ものにできたときにはかなり有効なトレード戦略になってきます。

 

ピラミッティングの増し玉

私は主に時間足でのスイングトレードで使っています。

分割売買との決定的な違いは含み益を担保にポジションをどんどん乗せていくことです。

 

分割売買の場合は、一部のポジションを途中で利食いしたりします。

しかしピラミッティングの場合はそんなことはせず、含み益がでて再度エントリーチャンスがきたらポジションを持ち、再度含み益がでたら~の繰り返しでトレンドが続く限りポジションを増し増ししていきます。

お気づきの方もいるとは思いますが、初心者がよくやるナンピンでのコツコツドカンの大負けの逆をやっているのが私のピラミッティングです。

 

この私の増し玉のやり方のメリットは、都合よくトレンドが出た場合、資金が一気に何倍にも膨れ上がります。

反面デメリットは、収支が安定しないことです。

強烈なトレンドなんてそうそうでるものじゃないですからね・・・

なので、安定性のある分割売買と併用して使用しています。

ただ、年間でみると強烈なトレンドというのはかならず発生しますので、そういうのを逃さずとっていくことにより爆発力のあるピラミッティングが生きてくるのです。

 

最後に

本当は分割売買とピラミッティングの増し玉をチャート画像を使ってご紹介していこうと思っていたのですが、記事のタイトルの趣旨からちょっとズレるかな?
と思ったのと、少し長くなってしまったので別記事にていつかご紹介していこうと思います。

 

今回の記事で伝えたかったことは

『自分の相場は自分で見つけること』

そのためには、自分が自信をもって武器だといえる自分だけの相場への物差しが必要になってくるのです。

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