ドル円はダブルトップで節目確定、主要通貨はドル高トレンド終了へ。

3月の終わりから続いていた約一か月半のドル高トレンドが終了しました。

終了 = トレンド転換ではないので注意が必要ですが、トレンド終了の根拠と現状の環境認識をお伝えしていきたいと思います。

ユーロドルはドル高トレンド終了確定

ユーロドル 1時間足 ※画像はすべてクリックでアップになります。

ユーロドルの約1カ月続いたドル高トレンドですが、青の下落トレンドラインを上へブレイク、グレーのサポートラインで反発し、緑のヘッドアンドショルダーを形成しました。

文句なしのトレンド終了、そして転換の可能性大です。

ここまでキレイに転換のサインが出た場合、あくまで私の経験上の体感ですが8~9割の確率でここから上昇トレンドを描いていくと思います。

すなわちドル安トレンドですね。

通常トレンド終了時には、一旦レンジ相場を形成してからトレンド転換するケースが多いです。

そのパターンがポンドドルです。

ポンドドルはセオリー通りレンジ相場へ

 

ポンドドル 1時間足

典型的なパターンですね。

こちらもダウ理論でいうところの先行期あるいは利食い期に該当します。

ユーロドルみたいにいきなり転換のサインがでることもありますが、ほとんどのトレンド終了時には終盤にレンジ相場が形成されます。

ただし当然のごとく下落トレンドが終了したわけではなく、ここから再下落することも普通にありますので固執した考えは持たずに資金管理だけは徹底していきましょう。

ドル円はダブルトップだが・・・

ドル円は110円の節目で時間足ダブルトップを形成しました。

そして前回のドル円の記事で示唆しておりました週足の足型ですが、2週連続で上ヒゲを形成してしまいました。

前回記事でお伝えしていた週足2連続上ヒゲなら本気売りですが、時間足で上昇トレンドがまだ崩れていないので、まだ試し売り程度しかしていません。

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109円台で細かく利食いと損切を繰り返しましたが、現在は売りポジションを2つ持っています。

本気売りをするなら最低でも時間足でトレンド転換を確認しないとできないので、今週の動きには注視したいと思います。

ドル円 4時間足 

ドル円4時間足に75SMAを引いております。

私はドル円は75SMAで環境認識をしているのですが、75SMAに沿ってキレイに上昇トレンドを描いていますね。

パラメーターの数値の決め方は過去の相場を見てなんとなく決めてます。

詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
参考記事
インジケーター・パラメーターの数値の決め方

さてドル円の今後の値動きの想定ですが、画像チャートのアルファベットの意味は

  • A:試し売りポイント
  • B:本気売りポイント
  • C:ダブルトップのネックライン

まずAのポイントに来た場合、ダブルトップの節目なので売りを入れる戦略はもちろんありですが、トレンドに逆らうポジションのためブレイクすることも想定に入れてあまり大きなポジションを持つことは推奨しません。

もしキレイに反転下落した場合、もっと大きなポジションを持っておけばよかったと後悔すると思いますが、基本的にトレンドに逆らうポジションはやられる可能性が高いので、資金管理を怠らず枚数は少なめにするほうがいいです。

リスクリワードを1:1にするような短期売買をする場合はこの限りではありません。

Aのポイントで売りを入れてレートが下落してくれた場合、最低でもCのネックライン付近までは利食いを狙えるため、そういった損小利大のトレードをするならば枚数少なめの試し売りをオススメしますということです。

変わってBのポイントに来た場合、こちらはCの重要節目を突き抜けてからの戻しのポイントです。

従ってBのポイントで短期 or 中期足が反転してきた場合、本気売りをいれていいポイントになります。

なぜかというとトレンドの流れに沿っているポジション取りだからです。

相場は常にダウ理論の見方で環境認識をしなければいけません。

そのダウ理論に従うと、ネックラインの節目のCのポイントをレートが明確に割り込んでしまったため、A付近の110円からの下落トレンドが確定しています。

もちろんBのポイントで売りを入れたからといって必ず下がるわけではなく、相場は何事もなかったようにA付近まで上昇し、ブレイクして111円方向へ向かうことも普通に考えられます。

その場合はBポイントの少し上に損切を置いておけばいいだけの話です。

相場で利益を上げるセオリーはトレンドの流れに逆らわないことです。

トレンドの流れに逆らわないポジション取りを繰り返していると、統計的に見て資金は増えている傾向が強いです。

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