どうなる!?ドル円相場
米国株式市場がリーマンショック以来、9年ぶりの下落幅を記録しました。
通常であれば、米国株式市場が下がれば
ドル円相場もただでは済まず、一緒に下落するのが毎度のことなのですが
今回はドル円相場はほぼ無風です。
嵐の前の静けさ・・・?
なにか少しイヤな予感がしますね。
さて、そんなドル円相場ですが
108円付近のレンジ下限で反発し、ひとつ目の戻り売りポイントへ到達しました。
少し前のドル円の記事
※ドル円はどこで下げ止まるのか!?戻り売りを狙うポイントを考察
でも書きましたが、教科書通りの売りポイントなので
下落目線で見ている人は、ひとまず試し売りをすべきポイントかと思います。
そんなワケで、私は売り目線で見ていたので試し売りを入れました。
※海外FX XM口座
ちょうど2月2日の金曜日
米雇用統計があり指標結果が良好なため、レートが上へ跳ねたときに
戻り売りポイントへ到達したので、迷わず売りを入れました。
指標結果だけ見ると、中々売りを入れづらいと思いますが
私はエントリーの際、ファンダメンタルは一切考慮しません。
理由はブログの各所でお伝えしていますが
トレードはどうあがいても投機なのです。
そんな投機で利益を上げようと思ったら
テクニカルのみで判断したほうが楽なんですね。
私は売り目線で見ていましたが
別に買い目線で見れるテクニカル根拠も十分にあります。
ドル円を買い目線で見ている人は
先週の下げの中で108円付近で買いを入れている人も多いと思います。
そして、私は試し売りを入れたポイントですが
実は短期ダウントレンドを上へブレイクしたポイントでもあるのです。
ドル円の前回の記事でもお伝えしましたが
私が試し売りを入れたポイントは、ひとつめのポイントなので
恐らく上のふたつめの戻り売りポイントまでレートは戻る可能性が高いと思います。
逆に言うと、ふたつめのポイントは
ヘッドアンドショルダーのネックライン部分なので
恐らく市場参加者は売りを入れてくる人が多いと思います。
買い目線で見ていて、108円台で買いポジションを持っている人は
ふたつめの売りポイントにレートが到達した場合
ネックライン際でのローソク足の形を注視し
利食いするのか?
レンジ上限の114円付近まで保有しつづけるのか?
を見極めたほうがいいと思います。
米国株が大幅下落し、米国市場はボラティリティが高まってきております。
相場というのは、上昇後の高値圏でボラティリティが拡大期に入りやすく
その後は谷底へ落ちていくというパターンが繰り返されてきています。
一旦リスク回避の動きがでると
ドル円も下落の波に押され、ただでは済まないと思います。
日ごろから資金管理を怠らず、来るべき次の金融危機に備えておきましょう。
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