損切を刈り取り上昇するドル円、このラインは意識されるのか?

ドル円は日足終値で重要節目の105円を割れ
損切の玉を巻き込み、下落に拍車がかかりそうな相場展開でした。

105円割れでは損切を入れていた人ももちろんいると思います。

現在106円台へレートは回復しており
104円台で損切をした人は悔しい思いをしていると思います。

しかしそれでいいのです。

重要節目を割れたら素直に損切する。

それこそが自分の資金を守る唯一の方法であり
やがてくるチャンス相場に資金を残しておけるのです。

今回105円割れで損切をした人もいるとは思いますが
チャートを見る限り、そこまでレートが走っていないような印象を受けました。

どういうことかというと
国内個人トレーダー達がロスカットされまくると
もう少しオーバーシュート気味のローソク足になるのですが
程よく損切にかかった人がいるような足型に見えます。

つまり、重要節目を割れたのに損切をせず
レートが回復してきて安心しているトレーダー達が多い
ということです。

ほらみろレートが戻ってきた!
やっぱり損切なんかしないほうがいいんだ!

残念ながらこの人達は
間違った成功体験をしてしまいました。

105円割れで損切してレートが戻った現在、悔しい思いをされている方。

大丈夫です、あなたは正しい行動をしています。
レートが戻ったのは結果論です。

いつの日かレートが戻ってこない時がきますので
その時に、今回損切をした経験値があなたの資金を守ってくれます。

 

さて、肝心のドル円相場ですが
個人的には新たなダウントレンドラインが見えてきました。

ドル円 4時間足
※画像クリックでアップになります。

レートの上昇の勢いが強いので
記事アップしてすぐに上へブレイクするかもしれません。

ひとまずこののラインを上抜けしたら
年初から続くダウントレンドは一旦終わったと見て良さそうです。

個人的にものラインを上抜けたら
上の方で持っているドル円の売りポジションは少し利食うつもりです。

また、これだけラインを引くとどれが正解かわからない
と思う方もいるとは思いますが
そもそもライン引きに正解なんてないんですよ。

全トレーダーにアンケートをとれば正解が出るとは思いますが
そんなのは不可能ですし。

要はラインを引いた後に
そのラインを意識したトレードでリスクを負えるかどうか

これだけです。

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